生かされている
なぜ生きているのか。
この地球の日本に生まれ、なぜ自分はここにいるのか。
5歳の頃から不思議だった。私は何故ここにいるのか。
親は、年子の弟の世話に忙しい。
私は幼少期、泣かないこと、自分の思いを表現しないこと、静かにしていること、空気をいつのまにか読んでいたようだ。
両親が死んで、私の子としての役目は終わった。死んでもいいかなと思った。
だけど、死ねなかった。隣に夫がいたから。
あ、結婚したんだった。勝手に死んじゃダメなんだ。
母が亡くなる5日前に、こんな私と結婚してくれた奇特な存在。。
でも私が過食嘔吐していることは、知らない。
これを機に止めよう。絶対に止めたい。すでに過食嘔吐してから12年経過していた。
誰にも言えず、病院にも行けず。意志の弱さのせい。
まるで自分で自分を罰している感じ。
どうしたら止められるんだろう。
ずっと悶々とし、カウンセリングを受けた。それも、スピリチュアルカウンセリング。
「あと、数年で過食嘔吐は終わります」と。なんだとぉー！！
うっそ！本当に！？マジか！！晴天の霹靂！
それまで、沢山検索して対処法や考え方など自分なりに努力していたけど、実を結ぶことはなかった。
本当にそうなのか、半信半疑。でも驚いたことに、毎日欠かさなかった悪習慣は、徐々に徐々に回数が減っていった。一進一退。その時は実感しにくいが。
少しずつ少しずつ、食事をまともにとれるようになった。
それは夫が、過食嘔吐したことに気付いても何も言わず、何も態度が変わらなかったことが大きかったかもしれない。ただ心配してくれた、それだけ。
優しい。思いやり。いたわり。純粋に感謝しかない。
そして、子どもがいてくれたから、暫くはまだ死ねない。
私はこの家族と一緒にいる時が一番幸せで、一番自分らしい気がする。
だから、家族の一員として、夫や子どもに恩を返していきたい。
きっとそれが私の使命だ。
一番つらかったこと
過食嘔吐で一番つらかったこと。。。
やめたいけど、やめられない。
衝動に任せて、あー…またやってしまった。。。（自己嫌悪）
いろいろなタイプの人がいるとは思うが、当時の私は上記２点でした。
食べ物もお金も衝動と共に消えていく～
トイレにさようなら～
そんな感じ。
食べるのも吐くのも、気付かれたくない。。。（まぁバレバレですが）
病院に行くのも怖い
でも治したい。
自分で治すにはどうしたらよいのか、誰か教えて～
今思えば、もっと周りに助けを求めたらよかったのに、なんて客観視できるけど
一人でなんとかしなくちゃと奮闘していた。人に迷惑をかけたくないから。
ぐるぐる１０年以上考え続けて、時間も費やした。
その１０年間で両親も他界し、子のお役目終了。
この世から消えてもいいよね、そんな事をふと思った。
自己紹介
お初にお目にかかります。
あきつちこ と申します。
私は16歳の時から過食嘔吐を繰り返し、20年程かけてやっと克服できました。
恥ずかしくて周りには、なかなか言えなかったけど
40歳を皮切りに、ブログで体験を綴っていこうと思います。
似たような経験ある人の苦しみや辛さが少しでもマシになりますように。
20年、もがき続けていたけど、その経験はきっと私に必要だったのかもしれない、
やっとそんな風に思えるようになりました。
きっかけは、スピリチュアルのセッション。あ、怪しい…と、
はじめは全くもって理解できない世界でしたが、今では感覚で一部わかるようになった気がしています。
とにかく！美味しい楽しい食事ができる！なんて幸せな事でしょう！！
かつての私は、自分で自分を卑下してばかり、何も認めてあげられていなかった。
食事の習慣とともに、自分で自分を認め愛でる、大切にする習慣。
これを身に付けるのに20年もかかってしまいました(^^)/
今でもついつい自分を酷使してしまう癖は出現しますが（汗）
この経験を振り返り、綴り、必要な方へ届いたら、この上ない私の喜びです。
これからどうぞ、よろしくお願いします。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました～(^^♪
